ディズニーランドの人気アトラクション「ホーンテッドマンション」に登場しているマダム・レオタ。
映画での登場している彼女ですが、実は恐ろしい女性なんです!
今回はホーンテッドマンションの真のヴィランズはマダム・レオタだったのかをお伝えします。
ホーンテッドマンションでお馴染みのマダム・レオタとは何者?
彼女はディズニーランドのアトラクション「ホーンテッドマンション」に登場する水槽玉に入った女性です。
アトラクション内で見かけた時は
「予言者なのかな?」
「何か呪文を唱えているのかな?」
と思うようなキャラクターですね。
実はこのマダム・レオタ、映画版のホーンテッドマンションにも登場しているんですよ♪
映画内で登場していた時はすでに水晶に入っている状態で、最後まで主人公と一緒に過ごしていました。
マダム・レオタはホーンテッドマンションの主であるマスターグレイシーが出会った女性です。
ルイジアナ州で誕生し、ジプシーとして生きてきたマダム・レオタは生まれつき特別な能力を持っていました。
彼女は除霊を行ったり死者と会話する儀式を行っていた女性なので、おそらく霊媒師や悪魔祓いのような存在ではないでしょうか。
ルイジアナ州を出た後に彼女はニューオリンズへと引っ越します。
その後、館の主と出会い一緒に生活する事が決まるのでした。
マダム・レオタの被害にあった人たち
スピリチュアルな能力に長けているマダム・レオタがヴィランズだというのには理由があります。
実はマスターグレイシーとマダム・レオタが出会う事でホーンテッドマンションでは多くの被害者が出てしまうのです!
ディズニーランドのアトラクション「ホーンテッドマンション」には999人の亡霊が住んでいますね。
中には他の霊に呼ばれて住んでいる亡霊もいると思うのですが、彼女のせいで亡くなった人も多数。
リリアン
マダム・レオタの最初の被害者はリリアングレイシーです。
絵が伸びる部屋では傘を差しながら綱の上に立っている女性がニッコリと笑っていますが、下には口を開けたワニがいますね。
彼女はもともとサーカス団に入っていて、綱渡りをしていたんですよ♪
サーカスを訪れたマスターグレイシーの一目惚れで2人は結婚しています。
しかし、夫婦2人で一緒に暮らしているのにも関わらず夫はマダム・レオタを館に迎え入れてしまうんです!
奥さんからしたら猛反対してしまう出来事ですよね。
夫のマスターグレイシーはマダム・レオタと出会ってからオカルトに没頭してしまい、財産をつぎ込んでしまいました。
ある日突然見知らぬ女性が同居する事になったのも納得いきませんし、その女性のせいで夫が財産をつぎ込むなんてあり得ないですよね。
しかもマダム・レオタは館に来てから女の子を出産しました。
妊娠中にホーンテッドマンションに来たのかもしれませんが、奥さんからしたら旦那の不倫だと考えてしまいますね。
あまりのショックに耐え切れなくなったリリアンはマダム・レオタを館から追い出そうと試みるんです。
しかし彼女に対して激怒したマダム・レオタはある日、リリアンに綱渡りをして欲しいとお願いしました。
最初は嫌がっていたリリアンですが、あまりにもしつこいので渋々綱渡りを引き受けてしまったんです。
しかも綱渡りをするのは川の上でした。
そしてリリアンが綱渡りをしている時に川にはワニが現われ、綱が切れてしまうというアクシデントが発生します。
その結果リリアンはワニに噛みつかれて亡くなってしまったのです。
エミリー
彼女はマスターグレイシーの再婚相手で、お金持ちの娘でした。
彼女と結婚したのは恋愛感情はなくお金目当てでマダム・レオタに勧められた事がキッカケです。
まだ10代で両親を亡くし、マスターグレイシーと結婚したエミリーはまたもやマダム・レオタの被害者になります。
彼女の遺産が手に入ってしまえばマダム・レオタにとっては邪魔者です。
そこでマダム・レオタは結婚式の後にエミリーとかくれんぼをします。
エミリーは屋根裏部屋にあるトランクに隠れるのですが、それに気づいたマダム・レオタはトランクに鍵をかけてしまうのです。
その結果エミリーはトランクの中で窒息して、帰らぬ人となってしまいました。
エミリーはアトラクションの屋根裏部屋にいるウエディングドレスを着た女性なので、ぜひ探してみてくださいね♪
舞踏会のカップルたち
マダム・レオタの被害者は他にもいます。
ある6組のカップルもマダム・レオタのせいで帰らぬ人となっているのです。
カップルたちはマダム・レオタに招待され、パーティーに参加していました。
このカップルはとにかくダンスが大好きで、パーティーの時もずっと踊っていたんです。
何時間も踊り続け、マダム・レオタやマスターグレイシーの存在を忘れていた彼らにマダム・レオタは音楽を止めてしまいました。
しかも発狂するように叫び、彼らに呪いをかけてしまったんです。
彼らにかけられた呪いは永遠に踊り続ける呪いでした。
彼女が叫んだあと、カップルたちは体が勝手に動いてだんだん動きも速くなっていきます。
そして息を切らし始めてもダンスは止まりませんでした。
最後は1人ずつ倒れていったのですが、それでも呪いが解かれる事はなく彼らは今でも踊り続けています。
舞踏会のカップルたちはマダム・レオタの水晶がある部屋を抜けた先で登場しているのでチェックしてみてください♪
エティンヌスとアントワーヌ
彼らはもともと仲が良く、幼馴染でした。
親友と呼べるほど仲が良かった2人ですが、マダム・レオタにけしかけられ険悪な仲になってしまうんです。
最初は口論での喧嘩だけだった2人ですが、最後にはお互いのプライドをかけて銃で撃ちあいをする事に。
その結果2人は相討ちとなり、帰らぬ人となってしまいました。
しかもお互いが騙されていた事は亡くなる直前に気づいてしまったようです。
そして2人は亡霊になった今でも彼女を探しています。
エティンヌスとアントワーヌは舞踏室の上でピストルを持っているので、探してみてくださいね♪
最後の被害者はマスターグレイシー
マダム・レオタに洗脳され続けたマスターグレイシーは1度だけ彼女の望みを断りました。
彼女は強力な霊を呼ぶためにホーンテッドマンションを霊界の入り口にしようと提案したのです。
しかし今回ばかりはマスターグレイシーが賛成せず、2人は口論となります。
口論が続く中、2人の妻がマダム・レオタによって亡くなった事を知ってしまうんです。
その後、館から逃げ出そうとするのですが阻止されます。
しかも追いかけるのではなく恐ろしい亡霊を使って阻止しているので、想像しただけでも恐ろしいですね。
マスターグレイシーを追い詰めたマダム・レオタは彼を水晶玉に閉じ込めようと呪文を唱えました。
しかし追い詰められた彼は呪文が終わる前に自らの命を絶ってしまったんです。
その結果、彼女が唱えた呪文は彼女自身に跳ね返ってしまいました。
ホーンテッドマンションでマダム・レオタが水晶玉に入っているのは、彼女がかけた呪文だったんですね。
まとめ
今回はホーンテッドマンションの真のヴィランズはマダム・レオタだった事をお伝えしました。
アトラクションで見ている時や映画で見た時はヴィランズには見えなかったのですが、実際は凶悪な人物でしたね。
口も上手く親友の仲を引き裂いてしまうほどの話術には驚きました。
でも最後には自分のやった事が返ってきているので
「悪い事をしたら痛い目に遭う」
というのが身に染みるような話しですね。
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